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時間は変わり、夕は学園へと登校中
夕はあの時から時が止まり、17歳の容姿から変わることなく生きている
だから学園に通いパーツを探す
パーツは若い奴の方が多いからな
そんな事を考えながら歩いていると後ろから…
「夕ぅ~!!」
そんな声と共に何かが夕と呼ばれた青年の背中に何かが迫る
すかさず夕は体を少し捻る、すると少し前まで夕の背中があった場所に声の主の手が振り切られる
「なんだよ~避けるなよ」
声の主はそう言いながらアルベール…いや、夕の隣に着き同じ速度で歩き出す
「毎度毎度、背中を叩くなとは言ってあるだろ?」
夕は毎度のことなのか対して怒らない
「はっはっは、そうだったな!!」
「ふむ、朝から元気だな海崎よ」
不意に後ろから声がする
「うぉ!?なんだよ、朱雀かよ!!
いつも気配消して後ろに立つなよ!!」
海崎と呼ばれたやつの反応からすると毎度のことのようだ
「ふむ、それは失敬した
ところで蟻桜よ今日の始業式は来たのだな?」
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