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「あ!!それは俺も想ったぜ、夕がこんな朝から学園の通学路に居るからな!!」
「ん…まぁ昨日、散々言われたのでな…」
ふあぁとあくびをしながら答える
「また、あの先生に言われたのか
それはドンマイだ」
朱雀はそう言いながら笑いを堪えている
「黙れ、朱雀…お前にだけは同情などされたくない…」
「何を言う、蟻桜…我らはあのあの時、眩しい朝日と共に友情を分かち合った仲じゃないか…なぁ親友蟻桜よ!!」
「誰がいつ、どこでそんなことを言い、した?
それは俺じゃない…海崎巡と言う奴だ」
「え?俺?」
急に話を振られ戸惑う海崎
「そうだったな
はっはっはっは!!
では行こうじゃないか海崎よ!!」
朱雀は海崎を無理やり連れて行く
「ちょっ待て!!何処行くんだよ!?
てか始業式どうすんだよ!!
おい!!…ぉ~ぃ…ー」
海崎は無理やり連れてかれた
あいつら始業式どうすんだろ?
しかしどうでもいいので歩き出した
「ふ~う…今年は見つかるかな…」
そう呟いた
「何が見つかるって?」
またもや後ろから声がした
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