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「え?え?」
戸惑いながらも夕に押されながら進んで行く水葉
「そゆことだ、じゃあな香よ」
夕は走り去った、その後ろにはちょこちょこと水葉がついて来る
そのまた後ろには
「ゆ・うぅ!!」
怒鳴っている香がいた
「なぁ水葉
始業式って体育館だよな?」
「はぁはぁ、…うんそうだよ?」
「んじゃストップだ」
「え…?うん」
二人は止まる
「水葉は真っ直ぐ体育館に行け
俺は行かん」
「えぇ!?
そんな事したらまた怒られるよ?
未来先生に…」
「………
うんまぁ大丈夫だ
じゃ」
そう言って夕は水葉とは逆の校舎に入った
「まぁ…なんとかなるよね?」
水葉はそう言い歩き出す
夕がバックレるのはいつものことらしい
「水葉ー!!」
「あ、香ちゃん」
「あれ、夕は?」
走ってきたのか香ははぁはぁと息を切らしている
「夕君は…うんあれだよ」
「はぁ?またなの?
まぁ行きましょ」
「うん」
二人は体育館に入っていった
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