現実1

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ドアが開いた。 ぼくは持ち前の反射神経でそのドア直撃を免れると、いきなりきた女性を見た。 会長だ。 「なんですか。いきなり」 「急報急報急報~~~!!!」 「すげぇ、テンション。姉さん。健一が怒る前に早く内容を」 一番怒らしてるお前がいうかと、心の中で突っ込みながら会長の内容を待った。 「新しい学校の先生が来るのよ!しかもテライ・ケ・メ・ン!!」 「なんだ、美女じゃないのか」 思わず出た言葉が、巧とかぶってちょっとイラつく。 「黙りなさい。面食い補佐ども!」
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