仮)一次試験のお話

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クラピカは苛立ちを隠せずにいた。 本選の一次試験で理不尽にも落ちてしまったのだ。 それも試験官はあのトンパ。 どんな理由で彼がそっち側に回ったのかは聞かないで欲しい。 「何故だっ!何故この私がっ一人だけ…!」 先ほどからうわ言の様に繰り返すその言葉の通り、一次試験はクラピカを除くゴン、キルア、レオリオ、その他埋め合わせの雑魚キャラまでもが全て合格。 晴れて二次試験に挑む事が出来るのだ。 クラピカを除いて。 どうにも納得のいかないクラピカは、直接試験官に納得のゆく説明をしてもらおうと立ち上がった。
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