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「お前!!今どこでなにし…て…」
「どうかしたのか?」
咲弥の口調が急にかわったので麗桜は不思議に思いたずねてみた。
「そ…それで今どこに…」
「港…秋街港(あきまちこう)です…助けて!!奏が!!!」
どうやら電話をかけてきたのは奏の彼女の柊だった。
「わかった…今すぐいく」
電話をきると咲弥はあわてたように麗桜に事情を話した。
「奏のやつ…今までずっと柊ちゃんのとこにいたらしい…それで柊ちゃんとデートしてたら族につかまってボロボロになって…」
「えっ!!!!!」
話を聞くと麗桜は顔は真っ青になった。
「とりあえず…アイツを助けに行こう!!」
「あ、ああ!!!!」
2人は奏がいる港へと急いだ。
港につくとそこには族から柊を守ろうとしている奏の姿があった。
「アイツ…あんなにボロボロになってんのに…」
「早く助けようぜ」
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