麗しき恋…桜の気持ち

3/5
前へ
/14ページ
次へ
「お前!!今どこでなにし…て…」 「どうかしたのか?」 咲弥の口調が急にかわったので麗桜は不思議に思いたずねてみた。 「そ…それで今どこに…」 「港…秋街港(あきまちこう)です…助けて!!奏が!!!」 どうやら電話をかけてきたのは奏の彼女の柊だった。 「わかった…今すぐいく」 電話をきると咲弥はあわてたように麗桜に事情を話した。 「奏のやつ…今までずっと柊ちゃんのとこにいたらしい…それで柊ちゃんとデートしてたら族につかまってボロボロになって…」 「えっ!!!!!」 話を聞くと麗桜は顔は真っ青になった。 「とりあえず…アイツを助けに行こう!!」 「あ、ああ!!!!」 2人は奏がいる港へと急いだ。 港につくとそこには族から柊を守ろうとしている奏の姿があった。 「アイツ…あんなにボロボロになってんのに…」 「早く助けようぜ」
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

87人が本棚に入れています
本棚に追加