監禁

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「おはよう。」 っ!? 音一つしない部屋に突然声が響いて私の体がビクっと痙攣した。 深く聞き覚えのある声…。 幼馴染みの声。 「けいた?」 「うん。おはよう。」 「お…おはよう。」 「久し振りだね。ちさ。」 「え…えぇ。」 部屋の真ん中に汚い木の机と椅子が見えた。 けいたがそこに座っている。 私は立ち上がろうとした。 ジャラ…。
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