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私は息を止めながら上を向くと…
私が入っているトイレの上から、
あの"何か"が私を見ていた…
―…ッ!?
私は声を上げそうになったが、
それを押し殺して、目をつぶった。
怖い怖い怖い…!
誰か助けて!!
イヤッ…!
誰か…!!
そしたら…
―スル…スル…スル…
何故か何もなかったかのように、
あの"何か"は去っていったのだ…。
私は目を開け、
頭に?マークを浮かべながらかぼーっとしていた。
―しばらくすると、
あの男の子が私が入っているトイレのドアを開けてきた。
『お姉ちゃん…?
お姉ちゃ~ん?どこに行ったのー?』
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