ホワイト・クリスマス ~碧の場合~

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毎年 クリスマスが来るたびに 僕らは思い出さずには いられないんだ。 君の体から すこしずつすこしずつ 体温が失われていく、 この瞬間のことを。 眠っているように静かで だけど 絶対的に 死んでしまっている 君の横顔を。
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