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華「私ッ…克也が好きッ…
一番好き…
本当に、何でこんなに好きなのか分からないけど…好きッッ…!!」
私は必死にそう言いながら、克也に強く抱き着いた
強い力で抱き締め返してくれる
痛い位の力で抱き締め返してくれる
少し前までは本当に、当たり前の事なのに今ではそれだけで充分幸せだった
むしろ、幸せ過ぎて相手の大切さが見えなくなっていたのかもしれない
けど今なら分かる
尚更、分かる
克也が私にとって世界で一番大切だって事
かけがえのない存在だって事…
克「俺も、華が世界で一番愛してる
今までゴメンな…華…
今度こそ、幸せにするから…
だから…
またやり直してくれるか?」
悲しそうな笑顔で聞く克也にゆっくり頷いた
華「…当たり前じゃんか…」
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