横浜サポーターの地域密着（コピペ）

－クラブとサポーターの間にある“大人の距離感”

　張り出し先も、サポーターたちの試行錯誤によって、増えている。
例えばコンビニエンスストアは来店者数も多く、ぜひともポスターを張らせてもらいたい場所の一つ。
しかし簡単には了解してもらえない。そこでサポーターはお店に、こんなコピーを記した紙をポスターに添えることを提案した。
＜地元　横浜 Ｆ・マリノスのチケットはこの店舗でご購入頂けます！＞
これが奏功し、「売り上げにつながるならば…」と、難攻不落とも思えたコンビニの攻略にも成功したのである。

　このような施策を検討する際クラブは、サポーターが何か問題を起こしてしまうリスクを、覚悟せざるを得ない。
しかし今のところ各地区のリーダーが、十分な注意を払ってくれている。
「自分たちが張ったポスターでクラブに迷惑がかかるようなことがあってはいけない」（地区リーダー）。
また活動時に「Ｆ・マリノスです」でなく、「Ｆ・マリノスをサポートしている者です」と名乗るなど、
クラブと混同されないようにしている。