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夏美「え~!!
見知らぬ病院に行くって……。
ありえないでしょっ!」
夏美は信じなかった。
亜矢「でも…
本当なんだってっ!」
亜矢は信じていた。
千佳「嘘くさ~い!!」
千佳も信じていない。
普通に考えて、目をつぶって女の子のバラバラになった想像をしただけで、見知らぬ病院に行けるはずがない。
しかし、亜矢は本気だった。
亜矢「やってみれば分かるって!!
だから、やってみようよ~。」
夏美「う~ん…。
まっ!どうせ噂だしやってみよっか~!」
亜矢「決まり!!
じゃあ……」
夏美「ちょっと待って!!
探しに行くのはいいけど、どうやって帰って来れるの?」
亜矢「あぁ~!
それなら、そこに行くと一本ロウソクが立っているんだって!
それを消すと帰って来れるんだって!!」
亜矢は淡々と答えた。
夏美「なるほど…。」
千佳「じゃあ、みんなでやろうっ!!
いつもの6人でっ!」
夏美「ちょーやる気満々…。ワラ」
千佳はあんなに怖がっていたのに、今では1番はしゃいでいた。
噂だから…
そんな軽い気持ちだった。
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