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「あれぇ?また来たのぉ?あんたの席は下でしょ?しぃーたっ!」   見ているだけで殴りたくなるような笑み。その笑みにつられるように一斉に喋り出すみんな。   「早く消えろよ、ぶーす。」   「愛人の子が来る場所ぢゃないよ~。」   「てゆーかあんたの存在がうざ~い。」     笑いながら口々に言う。   「あんたが産まれて来たこと事態不思議~。」   髪をつかみ、壁に押し付けながら呟く。   「ガキくさっ。」   鼻で笑うと、あいつの顔が豹変した。   「そーゆーのがムカつくんだよっ!!」   髪を掴んだまま、床に投げつけられる。   「ちょっと!ハサミ持ってきて!!」   一言叫ぶと1人の男子が教卓の上にあったハサミをあいつに渡した。   再び髪を掴むとハサミで一気に髪を切った。 そして切った髪を顔に向かって投げ捨て、未だに座り込んでいる私を蹴り上げた。   「死ねっ!!」   そしていつの間に用意したのか他の生徒が雑巾を投げつける。   「あはははっ!きったなーい!!」  
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