プロローグ

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 昼間の大学での事を思い出す。  掲示板の近くで、ふいに肩を叩かれるケンジ。 『こんにちは!  私、北川ユリ。  あなた、松浦ケンジさんでしょ?』 『……そうだけど、  なに?』 『あなた、  テレパシーが使えるわね』 『え!?』  いつの頃からか、人の心が読める様になっていた。しかし、読もうと思えばで、今回はふいをつかれた。  ユリは、話があるからと、翌日、公園で会うことになった。image=191942872.jpg
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