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6月11日米国下院でブッシュ大統領弾劾決議が可決された模様。
日本ではこれまで新聞・テレビなどで全く報道されていませんが、
一貫してイラク戦争に反対しているデニス・クシニッチ・民主党下院議員が提出していたブッシュ大統領の弾劾決議案を、下院本会議が、251対156という圧倒的多数で、それを司法委員会に送付することを可決した。
民主党デニス・クシニッチ下院議員は58ページにも及ぶ弾劾決議案文を五時間かけて読み上げた。
「イラクとの戦いを擁護する間違った論拠を捏造した」
「9・11は不正に、組織的に犯罪的意図をもって実行された」
「イラクを米国に対する差し迫った脅威と思わせて国民、議会をミスリードした」
「大量破壊兵器を所有したと信じ込ませた」
「国連憲章に違反して主権国家イラクを攻撃した」
「イラクに米国の永久的な軍事基地を設立した」
「捕虜を拷問した」
「国民の税金を浪費した」
など、イラク戦争に関してこれまでに明らかにされた不正、犯罪の数々を、35項目にわたって弾劾の理由にあげている。
特に注目したいのは、弾劾理由の2番目『9・11は不正に、組織的に犯罪的意図をもって実行された』と、内部犯罪説を匂わせている点である。
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