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地球温暖化にしろ、年金の破綻にしろ、何十年も前から予測されていたにも関わらず、なぜ手を打って来なかったのか。
不思議ではあるが、この歳になるとなんとなくわかる気がする。
要は自分が死んだ後のことまでは、知ったこっちゃないということだ。
こういう意識が漠然とあるから、真剣に取り組んでは来なかったのだろう。
ある程度、分別が付き、世間が見えて来るのが20歳ぐらい。
そして、組織内である程度自分の考えを実行できるようになるのは30歳ぐらい。
しかし、この年代になると、祖父母の死等を通じて人生の有限さ悟る。
自分が生きてても残り60年ぐらいだろうと漠然と思い始める。
そうなると人は、だんだんとそれ以上先のことは考えなくなり、問題は先送りされて行く。
私も、年金問題に切実なものを感じても、正直言って、温暖化にはそれほどのものを感じない。
まあ、自分が生きている間ぐらいはなんとかなると思うからだ。
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