全て過去に

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全て過去に

     朝起きたら夢になって  君の望む世界で 嘘が作り上げられて    焼き付く"音" 繰り返す"顔"  何度も聴いて 何度でも泣いて  忘れないものに変えて    居なくなっても 時間たっても  一緒だと言って  嘘でいい 優しさ握ったまま眠るから      花が咲く頃にまた笑顔がみたいだけ      軋む心 置き去りにして  祈るように空に唄エバ    狂ったリズムでどこまで届くの?  街灯の下 迷子になった鳥が  寂しそうに飛びたつから    明日になれば 元に戻って  何もなく 君は笑って      いつでもいいよ 抱きしめて      枯れる花 散りゆく僕  何の意味もない言葉で  進んでく地下鉄で 口づけを  戻って来なくていいよ  思い出さない程 いつだって想うよ    
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