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「か弱い美少女を守るのが男の役目でしょ!?」
「君はか弱いの例外だろ!?
しかも、美少女って言うの止めろ!!」
「事実なんだからしょーがないでしょ!!さっさと、戦いなさいよ!!」
「僕は君と違ってジャングル育ちじゃないんだよ!!」
「ジャングルって何よ、ジャングルって!私はちゃんとした街の育ちよ!!」
「とにかく、僕は楯にはならないよ!!」
「私を守るのはアンタの義務なのよ!?
義務を放棄する気なの!?」
「ぎ、義務!? 義務って何だよ!?」
怒鳴り合う2人に唖然としている神白。
が、我に返って注意する。
『お、おい……。
今は試練の最中なのだが……』
「「うるさい!!」」
『す、すまない……』
逆に注意され、落ち込む神白。
ー喧嘩終了ー
「よし、勝負だ!!」
「さっさと行くわよ!!」
結局、お互い好きにやるという結論に達した2人。
しかし、神白の怒りには限界が来ていた。
『グルァァァァァァァァァァァァ!!』
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