歯車

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当時桜の家は複雑で、デリケートな問題に直面してて、それが嫌で家には帰らず、色々な所を転々と渡り歩いてた。 大好きだった彼の家に入り浸ったりもした。 でも、そんな彼ともだんだんと何かが狂い始め、喧嘩が絶えなかった。 一時治まっていた暴力もまた始まり、お互いに何がか変わり始めた。 だんだんと居づらい雰囲気になり、これじゃいけないって自分から出ていった。 それから2度と会うことはなくなった。
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