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都会の人ごみの中で
雪を見ることもなく
あの人は私を思い出して
空を見上げるだろうか…
ふたりでなければ
海を見ることもなく
忙しい毎日をくり返し
疲れていることだろう
この想いを箱につめて
真夜中にあの人の枕もとへ
届けられたら
寂しさも感じずに
笑顔で朝をむかえるだろうか…
遠くの街の恋人へ
愛のうたをおくろう…
星の夜 凍てつく闇に
つぶやいたこの詩(うた)を
あの人の胸へ届けよう…
元気な毎日を
願ってやまぬこの心
あの人の胸におくろう…
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