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生き返りたい!!
‥‥でもどうやって?
んーわかんねぇ、考えても無駄か‥‥
病院でもいってみるか‥‥?うん、そうしよう。俺が現れた場所でもあるし、何かあるかもしれない。
そうして龍之介は再び、自分の遺体がある病院へと向かった。
‥‥が
えーっと、部屋どこだっけ!?
病院に着いたはいいが迷子になっていた。
というか俺って何なんだ?やっぱ幽霊とかの部類?いや、思いっきり幽霊だよな。じゃあ霊感とかある人には俺見えたりすんのかな?まぁそんな事どうでもいいか。
そんな思考を巡らせる龍之介に声をかける一人の男が居た。
「おい、お前」
「ふぇっ!?だ、誰だ?どこに居る?」
しかし声の主がわからずあたりをキョロキョロと見渡す。
「ここだよ、ここ、天井」
確かに宙に浮いている自分よりも、上から声がするのがわかった。そしてゆっくりと体事ひねらせ、空中で仰向けになる。
「よぉ、初めましてだな」
そこには確かに人と確認できるものが居る。しかし、一目で普通ではないとわかった。何故ならその男は「天井に立っていた」から。
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