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「あ~ぁ、また遅刻だよ、でもここで焦ってスピード出す奴とかは事故るんだよね、まぁ俺はいつものことだから焦んないけど」
キーを差し込みエンジンをふかす。そしてバイクを発進させた。
しばらく進み、いつもの道の十字路に差し掛かった。ここの十字路は見通しが悪く、事故が多くて有名だった。
うわっ赤だし、いつもこの信号赤なんだよな、しかも車通り少ないから信号無視したくなるよ‥‥
そんな事を考えている内に信号は青へと変わりバイクを発進させる。
その時だった‥‥
「嘘だろ…」
思わず口に出してしまうほどの光景が彼の目の前には広がっていた。
十字路の左側から大型のトラックが凄い速度で迫ってきていた。あと数メートルもない。
そこで俺の意識は途絶えた。
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