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龍之介は警察達の話声が、ギリギリ聞こえる程度の所に近づいた。
そこにはベビーカーに乗った赤ちゃんを連れている、若い女性がいた。
「‥‥ですか?」
「えぇ、そうですね‥‥信号は赤でしたし。あ!降りてきた運転手かなりフラついていたので飲酒かと‥‥」
な!?飲酒運転かよ!!ざけんなマジで、飲んだらのるんじゃねぇ!!
マジ腹立つわぁ~、あのトラック野郎‥‥もうこの辺にはいないか‥‥
しょうがない!!もう死んじまったし、怒ったって変わらんし、過ぎた事は諦めよ。
あ!そうだ、学校行ってみるか。もうみんなしってんのかな?
俺が死んだの
‥
‥
‥
‥‥じゃあもしあの少年がひかれてなかったら‥‥?」
「多分‥‥」
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