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麗「桜井 な、つ・・・?
なつ!桜井 なつ!」
と、自信満々に言い切った。
夏・八(なつ?!「菜」はドコいったっ?!ι)
夏「あ・・・桜井 かな、ですっ。かな!笑」
麗「かな かぁ。確かにそう読めるねっ」
夏「……ハハハ」
とりあえず笑う夏菜。
(初めて名前間違えられた…)
夏「あ、こっちは八重ちゃん。中学から一緒なんだ」
八「吉村 八重子です。よろしくね」
麗「よろしく~。私、第一印象サイアク!」
夏「そんなことないよっ。麗ちゃんて面白いねっ」
麗「ちゃん付けいらない!麗でいいよっ♪」
夏「じゃあ、麗でっ。アタシのことも夏菜でいいよっ♪」
麗「いや、『なつ』て呼ぶよ!で、八重子!」
「『なつ』なんて、呼ばれた事ないでしょ?私、特別みたいじゃないっ?」
夏「ふふふ、うん。じゃあ『なつ』で。」
クラス内が盛り上がっているとき、先生らしき若い女性が入ってきた。
「入学式が始まるから、体育館へ移動して~」
このクラスの担任なのか、そう呼びかけて、生徒たちを廊下へと出させた。
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