入学式

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で! 色々と教えてもらったおかげで、昨日、全然寝つけなかったんだけどね! でも、このことは絶対! 駿ちゃんには話さないっ! だってまたバカにされるもんっ。 夏「~♪」 高校生活に不安を抱きつつも、鼻歌を歌いながら歩いていると 八「夏菜っ」 夏「あっ、八重ちゃんっ」 八「おはよう。何?鼻歌歌っちゃってご機嫌じゃん?笑」 このちょっとク-ル(?)に話す彼女は、吉村 八重子ちゃん。 アタシの中学からの友達。 少し毒舌なトコがあったりするけど、本当はすごく優しいんだよ。 しかも、スラッとしてて超美人サンなんだよ。 ふふん。 夏「おはよ♪だってだって憧れのブレザーなんだよ~♪」 八「中学はセ-ラ-だったからね―」 夏「なんか、女子高生ってカンジ」 エヘヘ、と嬉しそうに胸にある既に整ってあるリボンを整え直す。 八「あんたが着るとやけに子どもっぽいけどね…」 夏「…えっ?!ちょっと何それっ?」 胸元を見ていた頭をバッと上げ、八重子を見上げた。 .
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