524人が本棚に入れています
本棚に追加
補習や追試。
本当 卒業するまで大変で もしかしたら卒業できないんじゃないかな…って何度も思った。
やっぱり卒業なんてしなくていいや…って何度も思った。
でも そのたびに頭を下げる お母さんと先生の姿が頭の中に浮かんで『卒業しなきゃ』って思えたの。
それでね
何とか卒業出来たんだけど…。
結局 その後も定職にはつかないで フラフラ…。
最終的に誘われるまま私は 夜の世界に居たんだ。
その頃の私の生活は
昼間はガソリンスタンドでバイト。
夜はキャバ嬢。
睡眠時間なんて ほとんど無かったけど楽しい事ばっかりだった。
『水商売やめてくれよ!』
その頃 私が付き合っていた彼氏が言った言葉。
それなりに好きだったけど その言葉で一気に冷めた。
【何で そんな事言われなきゃいけないの?】
【私は お前の所有物じゃないんだょ】
こんなふうに思ってしまう時点で 既に最低なんだろぅけど 私は彼に言ってしまったんだ。
『お前 もぅ いらない』
最悪の一言…。
そして これは 私の口癖になる。
最初のコメントを投稿しよう!