*今までの私の事*

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その後も 大西さんはドレスに合うサンダルを買うと銀座を歩いた。 でも私は ドレスを買った時点で 既に帰りたくて仕方なくなってたんだ。 大西さんと 靴屋に入る。 これで やっと帰れる…。 そう思うと不思議とテンションが上がった。 大西さんが 色んなサンダルを持ってきては 私の足に合わせる。 もぅ 何でもいいや。 そう思った私は ウッド調の ちょっと珍しいサンダルを指差して『あれがいいな』と口にした。 大西さんは 喜んで店員に意志を伝え 更に 今 私の足元で試着していた黒のサンダルも買うと言い出した。 私が適当に指差したウッド調のサンダル 39000円。 大西さんが選んだ黒のサンダル 41000円。 本当に驚いた。
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