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長く雨に打たれたせいか頭がボーッとする
ロイ「…よし帰るか」
大物一匹で充分なのか、何か体もダルくなって来た
そして私達のホームに戻り時は過ぎて現状に至る
レカ「ロイの奴ぅ…風邪引いちゃったじゃん…」
マリオから言われた話だとかなりの高熱らしいから安静にしてろって言われた、あんな人でも医者をやってたからね
コンコンとドアからノックの音がし
レカ「誰?」
ロイ「俺だよ~レッカ」
扉を開けた時ふざけたポーズを取りながら入ってきた、コイツ…
レカ「何の用なの用がないならさっさと出ていって」
風邪を引かした張本人が全く元気で反省の欠片もない
ロイ「良いじゃん別に…」
レカ「言ったはずよ?用がないなら出ていって!」
ロイの頬を渾身の力で叩き
ロイ「…分かった」
叩かれた頬を擦り静かに部屋を出ていき
レカ「…」
薄れていく私の意識、真っ先に考えたのはロイにどうやって謝ろか、ぼんやりとロイの声がした
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