赤毛と電気鼠

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ロイ「と言っても素直に帰る俺じゃないよ」 レカ「…」 意識はまた戻るが私は寝たフリを続けている ロイ「俺をぶった事で貸し借りは無しだ」 レカ「へ…?」 じゃあアレはわざと私を怒らせて…? ロイ「起きたかレカ、」 椅子の上で胡座をしてニッと笑ってるロイ レカ「うん」   ロイ「とりあえず薬局に行って風邪に効く薬買ってきたから飲めよ、スプーン2杯飲めばすぐ良くなる」 そういって粉状の薬をスプーンに入れ ロイ「ほら」 レカ「あ…」 ロイに言われる通りに薬を飲み込む レカ「苦ッ!何なの!?この世の物とは思えないこの苦さは!」 あまりの苦さに涙が出てしまい ロイ「あ、すまん苦かったか?」 レカ「苦かったに決まってるでしょ…」 もう飲みたくないあの薬は ロイ「…」 何を考えてるのだろう?、 ロイ「よし!」 何か思い付いたようだ ロイ「なぁさ、あの苦さを一人で味わうんじゃなくて二人で苦い思いをしたらどうだ?」 レカ「?」 私には言ってる事が分からなかった ロイ「だからこうだよ」 薬を口に含み口移しで私の口に入れ レカ「んっ!?」 あまりの出来事に驚いた、 深く濃厚なキスで薬が私の口の中に入り
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