残り者

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いよいよ 日曜日…退院の日。 滋賀さんも私も最後の朝ご飯食べて、退院する準備OK!! 寂しくなった病室で、家族のお迎えを待つ。 なかなか2人共家族ゎこない(笑)もぅ遊園地のフリーパスの腕輪も早々と看護婦さんにはずしてもらっていた。 時間潰すのにテレビを見てたんだけど、なーんか落ち着かへん。 退院嬉しいけど、寂しい… でもまだ入院してても仲良くしてくれたみんなはもぅいない。 なんかもどかしいへんな気分やった。 「滋賀さんまた来月頭入院やろ?覗きにいくわな。」と名残惜しい言葉をかけつつ、他の病室の仲良くしてくれた人が一人また一人と退院していく。 うちの母親が来た。 手術したから手包帯ぐるぐる!!聞いてゎいたけどビックリ!! 「お母さんな、包帯巻いてるからな、下の詰め所で、ここゎ入院棟で外来棟ゎ別の所ですよって言われたゎ。」 治療で病院きたのと勘違いされたらしい(笑) 看護婦さんに挨拶しにいったら、看護婦さん私の心配より母親の心配… 「お母さん手どないしはったんですか?!」 「ちょっとね手術しまして~たいしたことないんですよ。」 と母親。 私ゎ「なんか私なんともないからまるでオカンの退院の日みたいやろ?」 看護婦さん爆笑★ うちの母親ホンマお笑いや。 滋賀さんより家族の到着が早かったので見送られて病院を後にした。 先生、看護婦さん、患者のみなさんお世話になりました。 病気をしたのにも関わらず私にとっては、貴重な体験やったと言うか、楽しい入院生活でした。
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