子宮頚癌になって…

婦人科へ

すると、先生は
「子宮ガン検査しますか？今すぐにできますよ？」とおっしゃった。

ちょっと驚いた…そんなすぐにできるんや？それなら２度手間にならずに済むし、やってもらおう。と思い…

「お願いします」
と返事をしました。

「それでは診察台へお願いします」

案内され、さらに個室へと入りました。

歯医者さんで座るような椅子があり、椅子のすぐ前にはカーテンがあり、向こうには全く見えない状態。下着を脱いでその椅子に座るよう言われたので、言われた通りにした。

でもよく見ると、歯医者さんの椅子とは違って、座席部分がショートで、足置きが左右にある。

そうこうしてたら、「はい椅子上がりまーす」と先生の声。

椅子の高さが上がるのかと思ったら背もたれが段々うしろへさがって行き、下半身の方がカーテンの向こうでオープンになってしまった。

さすがにこれは恥ずかしい～。
いくらオープンなあられでも。
見知らぬ人に下半身オープンなんて…

するとエコーを挿入されて、モニターを見せていただいた。

「これがあなたの子宮です。縦○○センチ、横○○センチとまぁだいたい人並みサイズですね」とおっしゃった。

続けて、「妊娠するとこの部分に赤ちゃんが見えます。」

と教えて下さった。

診察の会話を聞いてモニターをみてるうちに恥ずかしくなんかなくなっていた。

やっぱり自分の体の中身がどうなっているか気になるから。

そしてそうこうしてるうちにいつの間にか子宮ガン検診は終わっていた。

綿棒のようなもので子宮頚部の細胞をとるためにこちょこちょと一瞬やるだけだった。

そして洗浄をしてもらい、あっと言う間に台は、元の高さまで下がった。

そしてまた個室を出て、先生とまたお話。

「簡単だったでしょ？１年に１回は受けて下さいね。」
とおっしゃったので、はいと返事をした。

続いて乳ガン検診…

ベビーパウダーのようなものを塗って、ビニール手袋をし、実際に乳房に触れると言う内容でした。

これといってしこりもなく、乳頭からの乳汁もなく、異常はなし。
「なにか気になったらまたすぐきて下さい」
と声をかけてもらい、診察室を後にした。