オン・ザ・ロック

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オン・ザ・ロック

白く濁るその中で はっきりゆれた 氷の溶ける音 ずっとみているのが嫌で 口の中へと放り込む それでも氷は残っていて 再び音を鳴らしては 私をあの頃へと戻そうとする 何をしたわけじゃない でも 何かがあった 思い出すことも必要 だけど 思い返すことはない だからまた酒を頼んだ
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