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広場に到着!
「めっちゃ人いるなぁ~」
「つうか居すぎだろ~」
二人で呆然と立っていると
そこに司会者がでてきた
「諸君!よくぞ集まってくれた、今回試験の参加者は1500人だぁ~!」
「どうりで……」
俺はぼやいた
「それではここで、カダス様より一言」
「カダスって誰だよ?」
「校長みたいなもんよ」
すると髭の長いおじいちゃんが出てきた
「おっほん!諸君、今日は精一杯頑張ってくれたまえ」
それだけ言っておじいちゃんは去っていった
「それではこれから1人ずつクジを引いてもらいます、今回はブロック別のトーナメントで行う」
~ルール説明~
・一対一
・武器は禁止
・相手が「参った」と言うか戦闘不能になったら勝利
「てことで頑張ってくれ~」
「おぉ~!!」
司会者が喋り終わった後に皆が続いて叫んだ
数時間後
くじ引きが終わって控え室へ
「ヴァルサス~、何ブロックの何番目だった?」
「Aブロックの15番目だよ、お前は?」
「私はBブロックの10番目」
「はぁ~、帰りてぇな」
俺が怠そうな顔をしているとカリンが顔を覗きこんできた
「何いってんのよ、ここまで来たんだから逃げずにやりなさいよ」
「え~」
俺は立ち上がった
「そうよ、逃げずに戦うのよ」
アナウンスがながれてきた
「只今より試合を開始します10番目の人まで闘技場に来てください」
「緊張してきた」
緊張でガチガチのカリンに声援を贈った
「頑張れよカリン」
「うん、それじゃあ行ってくる」
カリンは闘技場へ向かった
「俺も見に行こっかな」
俺も観客席へ向かった
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