past~過去~

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俺の名はヴァルサス14歳…… 俺は森の中で迷子になっていた   「迷っちゃったなぁ~」   さ迷っていたら空から突然見たこともない生き物が降ってきた   「なんだこいつ!?」   俺は驚き尻餅をついた 謎の生き物は俺の周りを歩き回っている 数分歩き回ったあと 謎の生き物が突然飛び掛かってきた 俺は目を閉じて 「うわぁ~!!」              目をあけると目の前に太刀を片手に持った黒いコートを着た男が立っていた……………   「小僧、怪我は無いか?」   と男が問う   「…な……ない」   俺は体の震えが止まらなかった 「丁度いい」   と言い男は俺のほうに近づいて来た   「これを放さず預かってて貰う」   男の手にはデカイ緑の真珠があった   「別にいいけど……」   「そうか、少し痛いが我慢しろ」   「痛い?」   すると男がいきなりその真珠を俺の腹に押し付けてきた  「ぐはぁ!!」  真珠は俺の腹の中へ吸い込まれるように入っていった ヴァルサスはそのまま気を失ってしまった 「うぅ~」   気が付いたら俺は自分のベットに寝ていた 「そうだ!!」 俺はあわてて自分の腹を見た 「あれ?何ともない」 いったいあれは何だったんだろう?
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