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湖に着いた俺が見たものは……雲を突き抜けた白い光
「すげぇ!」
俺は光に近づき触れた………………その瞬間俺はその光の中に吸い込まれた
「うわぁ~!」
……………………………………………………
「何だここ……真っ暗で何も見えない」
そこに一つの光が輝いた
「……」
「なんだ?」
「貴様の名は……?」
「何だお前!!」
「聖霊とでも言っておこう。さぁ貴様の名前は?」
「ヴァルサスだ……」
すると光がまた呟いた
「貴様の両親の名は?」
「母はエアリアで父がヴァス………つか何の為に聞くんだよ?」
「やはりそうか」
「やはりってなんだ!質問に答えろ!」
俺は光に怒鳴り込む
「両親に会いたいか?」
「なんだと?」
「両親に会いたいかと聞いている」
「会えるなら会いたいさ!」
「私に協力すれば会わしてやる」
「なんで俺がてめぇみてぇな奴に協力しなきゃなんねんだよ!」
「ならば会いたくないんだな?」
「くっ、ぜってぇ会えるんだろうな?」
「ああ」
「なら協力してやらぁ!」
「それには相当の覚悟が必要だ、貴様に覚悟はあるか!?」
「あるぜ!」
「ならば誓え!どんな試練があろうと逃げないと!」
俺は力一杯に手を握った
「どんなことがあろうと俺は逃げねぇ!」
その時俺の持っていた指輪が光った
「なんだ!?」
「貴様の覚悟、確かに受け取った!今ここにヴレイヴァスの力を継承する!」
その光が俺を包みこんだ
「うわぁ~!」
そのまま俺は気を失った
気が付いたら草むらの上に倒れていた
そしてゆっくりと立ち上がった
「くぅ~、何だここは?」
俺が来た場所……そこは!?
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