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ある夜中に
男4人…女3人
私の友達
今 心霊スポットへ向かっている
『ねぇ…止めようよ』
後部座席に座る私
「何言ってんの!此処まで来たんだから♪」
ドア側に座る私の1人挟んで向こうから
ノリノリに行く気なのは
華〈はな〉
元気な子なんだけど
直ぐに人のせいにする
あまり好まれないタイプ
「そーだぜ?どーせ何にも出ないって♪」
「何かあったら…俺は逃げる(笑)」
「いや、助けろよ(笑)」
そお言い おどけている3人馬鹿
弘人〈ひろと〉
大輝〈たいき〉
尚人〈なおと〉
『はぁ…知んないから』
《キキーッッ》
車が止まり着いたのは
『うわ…最悪』
昔 病院だった所
「これは素直に帰れないね」
「…だな」
私の隣に来たのは
桜〈さくら〉
翼〈つばさ〉
この2人は霊感がかなりあるらしい
翼「人間じゃ無い蓮が羨ましいね」
桜「まぁ…それもそうだけど
ある意味あんなハイテンションな
あの子達が私は羨ましいわ」
そう…この2人はこの
強すぎる霊感から
私が普通の人間では無いって
事を知っている唯一の人間
華「早くー!!先行くよ!!」
『…はぁ…』
私達はこの恐怖の箱へと
足を進めた
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