地球

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少年は学校の帰り道、子猫を拾った。 白くて柔らかい、少年よりも儚い命を持った子猫だった。 初めて接する小さな命に、少年の幼い心は熱く震えた。 守りたい、と思った。 少年はそっと子猫を胸に抱いて、家へと帰って行った。
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