愛は平等に不平等を与え

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『何処を探しても』     愛するということは   自らを濁らせてでも   その愛した一人だけ   輝かせさせるモノだ     私は輝いていた 確かにあの頃はまだ 何よりも真っ直ぐで 己に光を見出だして   でも   貴女を 貴女という輝きを   私は見つけてしまったから   知ってしまったから     私は貴女を輝かせる為に 喜んで汚れよう 私は貴女を愛しているよ 先んじて濁ろう     貴女以上の光を   私は知らない
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