ピグレット

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「ピグレットに似てるよね」 僕の心無い言葉に怒った だけど小さくて、かわいくて、元気のある 君はやっぱりピグレット ピアノが上手で 吹奏楽部の君は スニーカー集めと料理が趣味の 変わったやつだった 青リンゴの香りのする ワックスを僕に自慢してたね 無邪気すぎた君が とてもいじらしかったんだ 学校祭で知り合って 初めてのデートで花火見て ほんの1ヶ月だったけど ほとんど一緒にいたんだ 「ピグレットに似てるよね」 僕の心無い言葉に怒った だけど小さくて、かわいくて、元気のある 君はやっぱりピグレット オレンジ色の携帯を いつも小さな手で持ってたよね 手をつないでみても いつも恥ずかしがってた君だった 「二十歳になるまでキスしない」 自分で決めた約束を 最後まで守り通した かたくなな君だった 無邪気に笑うその横顔が とってもかわいかったけれども 一度だけとったプリクラは 恥ずかしそうにハニカんでたんだ 「ピグレットに似てるよね」 僕の心無い言葉に怒った だけど小さくて、かわいくて、元気のある 君はやっぱりピグレット Ah~あの日から 君も変わったのかなぁ 困らせてばかりいたね 君はやっぱりかわいいピグレット 年下のピグレット ずっと、ずっとずっと夢の中 ピグレット~
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