キャミソール

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ひまわり畑を横目に 自転車を飛ばす 夏の暑さで汗がにじんで 流れてゆく この町で 君と出会い 休日をともに過ごすことに 慣れてしまう 僕じゃ君を 愛することさえ許されない 夏の暑さが強かったんだ キャミソール姿が好きだった 妖しげな夏の誘惑に 狂ってしまいそうだったんだ 夏の夜の風は冷たかった 君の肩も震えてたんだ 隣にいた小さな君は キャミソール姿が好きだった 僕もキャミソールの君が好きだった 抱きしめたときに 君の肩の温もりが じかに伝わるのが好きだった
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