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リオン「お前らいい加減にしないか!!!
ほら、お互いひくんだ!」
そう言うとギースはふん、と鼻をならし
ギース「すいませんねリオン先生、どこぞの平民君が五月蝿かったものですから。」
アルク「…………。
……すいませんでした、リオン先生。」
リオン「ああ、本当だぞお前ら。しかも勝手に模擬戦の相手まで決めて……。
やるならやるで私は構わないが戦闘科目担当の先生には自分たちで伝えておけよ?」
ギース「わかってますよ先生。」
リオンはその言葉を聞くとふぅ、と一息つき
リオン「なら一旦区切るぞ。
アルクの席は後ろから二番目、窓側二番目のあの黒い髪の、えーと紅苑寺か、紅苑寺美鈴の隣だな。
とりあえず隣なんだから挨拶程度はしておくようにな!
後、授業後にアルクは職員室まで来てくれ、まぁちょっと話をしておきたい。」
アルク「…はい、分かりました。
(紅苑寺か、あの時の……。
歳は上だと思ってたんだが同じ歳だったのか……。)」
そう言ってアルクは正面から見て美鈴の右隣の席に向かって席についた。
アルクが席につくとそのまますぐに明日の日程や時間割等、各種プリントが配布されリオンの話があり今日の授業が終わった。
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