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先生を部屋に案内をした。
昨日、母親に部屋を掃除しろとしつこく言われた理由はこれのため。
梓 「ここが私の部屋です。」
ドアを開けて先生を中に入れた。
部屋にはクマのぬいぐるみやウサギのぬいぐるみが複数置いてあった。
真輔 「女の子の部屋って感じで可愛いね。
ぬいぐるみが好きなの?」
梓 「えっ?はい。」
机にスクールバッグを置いて先生の方に向いた。
真輔 「さっきは簡単な自己紹介だったからもう少しだけ詳しく言うね。
倉元真輔、20歳で海星大学2年。
勉強は月水金の週3日だけ教える事になってるから。」
梓 「私は…。」
真輔 「梓ちゃんのことはお母さんから聞いてるから自己紹介しなくていいよ。
勉強の方も聞いてるし。」
梓 「良い事は話してなかっですよね?」
真輔 「あははっ!
まあね。」
先生があまりにも可笑しく笑うもんだから怒りが込み上げてきて、バッグから教科書を取り出して机の上に乱暴に置いた。
梓 「勉強始めたいんですけど?
教えてくれないんですか?」
真輔 「あぁ、ごめん。
今日は数学からやろうか?」
先生は私の数学の教科書を開いた。
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