第四章 約束
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そんな時、大空と教室に二人きりになった。 しばらく沈黙が続いて彼が急に喋りだした。 「もし、もしお前が大人になっても彼氏が出来なかったら、俺がラブレターやる。」 私はよくわからなくて「うん。」と答えた。でも何故かそこに居てはいけない気がして逃げ出した。 小さな二人の小さな約束は私を縛り付けた。
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