第五章 小学生

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それから何もなく六年生になった。 六年生になった私はいじめられていた。 いじめると言っても女子三人にいじられていると言う感じ。 それでも私の心を傷つけるには十分だった。もちろん私は抵抗した。でも三対一では勝つ筈もなく、いつも嘲笑れていじめられる。 よくテレビドラマとかでいじめられている子は何故言い返さないんだろうと思うけど、それはきっと何を言っても意味が無いから。 転校したいと何度も思ったがそれでも通い続けたのは私と居ると面白いと言ってくれる子が居たから。 私は他の六年生達と違って一年生の子達とよく遊んでたから人気者だった。 この子達が私を必要としてくれたから私は転校しなかった。 この時私は保育士になる事を決意した。 だって私はこの子達に支えられたのだから。
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