第五章 小学生

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好きではないのに、好きな筈ないのに、私は彼と離れたくないと思ってしまった。 思い出すのは彼との少ない想い出。 私達の学校は女子と男子の対立が激しくあまり仲良くなかった。 私は彼とあまり仲良くなかった事を酷く後悔した。 彼ともっと仲良くなりたかった。 もっと沢山想い出を作れば良かった。 これから彼と逢えないと思うと胸が痛んだ。 他にも違う学校に行く人はいたのに、何故か彼と離れることだけが哀しかった。
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