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彼が目覚めると、そこは病室のベッドの上だった。
彼「ここは……病院……?」
…………そうよ……………彼「誰だ!?」
それは女の声だった
…………私は貴方の助けを待ってるの…………………彼「俺の……助け……?」…………そうよ。私は閉じ込められているの…………彼「閉じ込められてる……?一体何処に…………?」………わからないの。……彼「わからない……?それじゃあ、俺はどうしたら………?」
………私を助けにきて……彼「場所もわからないのに、どうやって………?」
…………貴方を導いてくれる者が必ず現れるわ………彼「え!?待ってくれ!まだ聞きたいことがっ!」
……………貴方を待ってるから……………………
そう言ったきり、彼女の声は聞こえなくなってしまった………………
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