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女は、また気絶するように倒れた。
「…よく倒れる奴だな…」
すると、また女は立ち上がると、最初の奇抜な性格に変わった。
「まだ、わからんのぅ? 圭……」
その女の変わりように、圭はビックリした。
「何だよ…お前、二重人格かよ…」
すると天使は、不気味な笑顔を浮かべて、ペラペラと説明をした。
「多分、人に取り憑いて、生き返すぐらいの高い術を使ったから、この子の記憶が無くなったんだよね……」
圭は、天使の言ってる意味が分からないままでいた。
「はぁ?」
「つまりアンタは、この子の体を借りたアタシと悪霊を狩るの…」
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