337人が本棚に入れています
本棚に追加
圭は紙を見て、何となく分かった様子で、面倒くさそうに言った。
「じゃあ、書いてある化け物を狩れ…てか?」
天使は鉛筆で頭をかいて、呆れた顔で圭に説明した。
「い~い?コレは適当に振り分けただけ、別に書かれて無い物もいるから、そん時はアタシが何hpか教えるよ…」
「うん……。とりあえず、二重人格は止めてほしいな…お前は、ずっと出られないのか?」
天使は、そんな事を言う圭の顔に近付いて、不気味な笑みを浮かべて言った。
「ずっと出ていたら、この子の記憶だけじゃなく、体まで崩壊するよ? いーの?」
「あ……。いや、責任…取れない……」
それを聞いた天使は、ニコニコしながら、ぼふっとベッドに倒れた。
最初のコメントを投稿しよう!