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(天使っつうか…悪魔じゃねーか!?)
圭がそう思っていたら、ふっと女が急に倒れた。
「うお…大丈夫かよ?オイ…」
圭が心配して体を起こすと、女はばっと起き上がって、圭の顔を見つめて言った。
「あれぇ…ここ…何処ぉ?」
圭は、また訳が分からなくなった。
「はぁ?……どうなってんだ?」
立っている女は、急に記憶喪失をしていた。
「何で道端(ミチバタ)で寝てたんだろ~、頭痛~い」
すると女は、圭に向かってボケた表情で聞いた。
「あたし、…誰ですか?」
「知るかよ!!」
冷たく答えた圭は、バイクを起こして、逃げるように素早く乗った。
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