~第1章~

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ティアの言葉に頷きながら美央は言う。 (美央)「そうです。法律により、魔法学校へ入らなければならないのです。」 (クロス)「・・・なるほど。魔法学校へ行けばいいんだな?」 そう、クロスがシリアに聞く。 ―任務に関係なくね? っと、またも心の中で突っ込みを入れるクロス。 (シリア)「そういうことよ。それと・・・」 少しの間を空けるシリア。そんなシリアに、三人は息を呑む・・・。 (シリア)「入学式は、明日だから!」 そう笑顔で言った。 それを聞かされ、一瞬固まった三人。しかし、すぐ我に返り、三人同時に声を出した。 「「「えぇぇぇ!!?」」」 その後すぐに声を荒げる三人 (クロス)「明日だと!?」 (ティア)「明日ですか!?」 (隼人)「・・・早いな。」 一人だけ、声は荒げずに冷静な隼人。 ―なんで冷静なんでしょうか? っと、美央が密かに思っていたり、いなかったり・・・。
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